【家具選び】手作り家具を購入するメリット4つ

突然ですが、「手作り家具」の良さについて考えてみたことはありますか?一見すると、工場で大量生産された家具を選ぶほうが、シンプルで理にかなった選択肢のように思えますが、しかし、新居に引っ越したばかりで家具を揃える必要がある場合は、手作り家具のメリットを検討することなく、量販店でどこにでもあるような家具を購入するべきではありません。そこで、手作り家具の特長とそのメリットについて詳しく見ていきましょう。

  1. 独特のデザインが楽しめる

市販の家具は、ともすれば”型にはまったもの”という印象があります。工場で大量生産された家具は、ひとつひとつのパーツがすべて同じに見えてしまい、どれもまったく個体差がありません。そのため、その家具を買った人の”自分らしさ”を十分に表現することができません。一方、ハンドメイドの家具には、ひとつひとつに小さな違いがあり、それが個性となって味が出ます。手作りの家具はそれぞれ、特定の空間やインテリアに合うように特別にデザインされています。手作りの家具を複数個、家に飾るだけで、世界にひとつしかない自分だけの空間になるでしょう。また、テイストが似たハンドメイド家具をいくつも並べることで、それぞれが持つ個性がさらに生かされます。いろんな手作り家具をチェックして、自分の個性に合った理想の一品をぜひ見つけてくださいね!

  1. 永久的に長持ちする

手作り家具は、大量生産されたスタンダードな家具に比べ、手間をかけて製造された分、品質が優れていることが多いです。それゆえ、大量生産品よりも長持ちする傾向があります。さらに、ほとんどの手作り家具には、メーカーの生涯保証がしばしば付いています。一方、市販の家具は、それほど手間がかけられていませんし、品質が保証されているわけでもありません。つまり、数年後に買い替えることを前提に、設計・製造されているのです。このように、品質にこだわって作られていないという事実は、消費者に再購入を促し、利益を増やすというメーカーの意図が表れています。他方、ハンドメイドの家具のほうは、熟練の職人が丁寧に手作りし、一生使えるように…という願いが込められています。

  1. オーダーメイド注文できる

大量生産される家具は、すべて同じ外観になるように作られています。もしバラツキが発見されると、それは欠陥とみなされ、一般消費者には販売できなくなるからです。こうした市販の商品は、基本的に消費者がオーダーメイドで注文することはできません。メーカー側が「これは売れ筋になるだろう」と考える一定の品しか販売されないのです。たとえオーダーメイドで特注することができたとしても、その価格はかなり高くなってしまうでしょう。一方、ハンドメイドの家具は1点ずつ丁寧に手作りされるため、メーカーは顧客が望んだ通りのオーダーメイドデザインを取り入れて、世界でオンリーワンの家具を作ることができます。

  1. 個性な空間に仕上げてくれる

これは1つ目のメリットと似ていますが、手作りの家具を配置すると、どんな部屋にも個性をもたらしてくれます。同じエリアに置く家具や、同じ部屋に置く家具については、メーカーに注文する際、同じパターンや似たようなデザインで製作してもらいましょう。こうすれば、その部屋を見た人は、そこにある家具すべてに共通するテーマに気づくはずです。部屋をより魅力的に仕上げてくれるだけでなく、話題のきっかけにもなるでしょう。また、手作り家具には、その固有の特徴や痕跡があり、一点ものにしかない個性を感じることができます。例えば、木製の家具であれば、木材の色合いや跡など、その素材だけが持つ特徴がそのまま残り、目に見えてわかります。特に木材の表情は、一点一点、かなり異なるため、いずれもそれぞれの個性と風格を持つ品となるでしょう。